☆ キラキラ光る金で資産を守る ☆ | 博士と小僧のマネー大作戦

☆ キラキラ光る金で資産を守る ☆

小僧 博士、チョコ食べますー?

博士 お? またか。バレンタインでもないのに、どうしていつもチョコばかりあるんじゃ?

小僧 あ、これはさっき、なんかわかんないんですけど友達にもらったんですよ。

博士 お~、これはいいのぅ、金貨の形のチョコか。そういえば、小僧はほんものの金貨を見たことあるか?

小僧 ぼくはコインチョコくらいしか見たことありませんねぇ。でも、メイプルリーフ金貨とか、カンガルー金貨とか、名前は聞いたことがあります。

博士 ウィーン金貨ハーモニーなんてのもあるのぅ。これらの金貨の表面には額面が記されておるから、それぞれの国の通貨として、買い物の際などに使うことができる。しかし、この額面金額よりも、重量分の金貨としての価格のほうが高いんじゃ。重量は1oz、1/2oz、1/4oz、1/10ozの4種類(1トロイオンス=31.1035g)がある。

小僧 へ~。金貨なら見た目もきれいだから、手元にあったらうれしいなぁ。あ、でも、金に投資するんだったら、金の延べ棒みたいなのもありますよね?

博士 延べ棒とかバーとか、地金とか呼ばれるものじゃな。これは5g~1kgなど、重さによって種類が分かれておる。500g未満のものを購入する場合は、バーチャージといわれる手数料がかかるんじゃ。買うときにはバーチャージが上乗せされた価格になって、売る時には、それが差し引かれた価格になる。売買時両方に手数料かかる点に注意した方がいいのぅ。それからこのバーチャージは、重量が少ない地金になると割高になるんじゃ。

小僧 なるほど。じゃあ、5gの地金を10枚購入するよりも、50gを1枚買ったほうがお得ってことですよね?

博士 その通りじゃ。4月のペイオフ全面解禁に向けて、資産の分散を考えている人は、金貨や地金などで資産を守るのも手じゃ。さらに詳しくは、「ペイオフ全面解禁を前に、注目の高まる“金投資”」を読んでみるとよいじゃろう。タイプ別のおすすめ金の投資スタイルなども参考になるぞ。