デイトレードって儲かるの? | 博士と小僧のマネー大作戦

デイトレードって儲かるの?

小僧 博士、春ですね。先週は、新品のスーツに身を固めたフレッシュマンたちを街でたくさん見かけました。

 

博士 そうじゃな、新社会人となった若者たちには、ぜひともがんばってほしいものじゃ。

 

小僧 そうは言っても、毎日毎日会社に行って働くのは、大変なこと。人間誰しも「ラクして儲けたい」って思うこともありますよね。デイトレードなんて、家にいてできるみたいですけど、どうなんでしょう?

 

博士 デイトレードか…。自称デイトレーダーといわれる人たちは、それこそ一日中株価チャートとにらめっこして、秒単位で株価の動きを見極め、株の売り買いを繰り返す毎日じゃ。しかし普通の人は、仕事や家事などの合間にデイトレードをやるわけじゃから、24時間ずっと株価を見張っておくことなんて難しいわけじゃ。相場はそうは甘くない。じゃから普通の人がデイトレードで大儲けするのはなかなか困難なことかと思えるのぅ。

 

小僧 そうなんですかー。じゃ、デイトレードについては、初心者は手を出すなって感じですか?

 

博士 たしかに、あまり初心者向けとは言えんが、ここでひとつ、デイトレード初心者のための心得を伝授しておこう。

 

小僧 お、いいですね、メモとらなくちゃ。

 

博士 まずは、「過去の損失も儲けも徹底的に忘れる」ということ。これは無意味な売買を避けるためじゃ。そして、「投資目的を明確にすること」。何のために株で儲けたいのか、目標をきちんと定めておいて、安易にそれを変えんことじゃ。

それから、「損切りのレベルを決めて動かさない」というのも大切じゃ。ずるずるとひきずって大損をしないためにも、「買値から10%やられたら、迷わず売ってしまう」などのルールを自分で決めることは非常に重要じゃ。

 

小僧 なるほど。大儲けに走ろうとするとまずいわけですね。きちんとその辺を自分で管理できる人のが向いてるってことかな。

 

博士 そうじゃな。そのほかの基本法則なども含め、詳しくは「どうすれば儲かる? デイトレード入門」を読むともっとよくわかるじゃろう。相場の前では常に謙虚に……これが鉄則じゃぞ。